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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/6/30 05:00)
スズキは販売好調なインドで4輪車を増産するため、建設中のグジャラート工場(グジャラート州)を予定より約半年前倒し、2017年1月に稼働する。同国で3番目となる新工場の稼働により、20年に年産200万台体制を整える。燃費の測定不正などの影響で国内販売が苦戦する中、大黒柱のインド事業が救世主となりそうだ。
新工場の稼働時期はこれまで17年半ばとしていた。既存のグルガオン工場(ハリアナ州)とマネサール工場(同)を合わせた年産能力は約150万台。すでにほぼフル稼働で、「バレーノ」など人気車種は納車待ちの期間が長くなっている。新工場の生産車種は、バレーノを検討する。
グジャラート工場の生産能力は年間25万台で「すでに第2工場の準備もしている」(鮎川堅一専務役員マルチ・スズキ社長)という。同工場は既存工場と比べ港にも近く、インドから世界へ輸出するバレーノのほか、「スイフト」も将来の生産車種の候補に...
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(2016/6/30 05:00)
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