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[ エレクトロニクス ]
(2016/7/11 05:00)
富士電機は電力制御機器事業の設備投資について、2016年度から国内に重点配分する。国内主要2工場で16年度からの3年間で過去最大の計125億円を投資する。神戸工場(神戸市西区)に板金工場を新設して内製化率を高めるほか、組み立てラインや検査ラインの自動化も進める。鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)でも自動化設備を導入する。日本で効率の良いモノづくりを実現する。
電力制御機器はパワーエレクトロニクス(パワエレ)機器と呼ばれる。今回の投資により、神戸工場と鈴鹿工場の生産・開発機能を再編し役割を明確化する。生産の自動化などでコストを大幅に削減し、18年度にパワエレ機器事業の営業利益率で15年度比2・5ポイント増の7%を目指す。
再編により神戸工場はオーダーメード品に特化する。UPS(無停電電源装置)やパワーコンディショナー、受電盤など一品物の多いシステム機器を効率的に生産する。
鈴鹿工場は神戸工場から...
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(2016/7/11 05:00)
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