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[ ロボット ]
(2016/12/20 05:00)
エンシュウはロボットとファイバーレーザーを用いた金型補修システム(写真)を開発した。多関節ロボットがレーザーで肉盛り溶接を施し、型の損傷部を修復する。職人技とされる金型補修を自動化できる。ロボット先端のプローブ(探触子)で得た補修面のデータを基に、簡単に溶接プログラムを生成できる。中小企業でも使いやすいシステムとして製品化を目指す。
可搬質量20キログラムのファナック製6軸垂直多関節ロボット「M―20iA」を利用する。アームの先端に溶接機器、プローブ、ワイヤ供給ユニットなどを設置。ロボットが補修面に沿って正確に動き、肉盛りを施す。レーザーは出力2キロワット、集光径1000マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のエンシュウ製ファイバーレーザーを用いる。
中小企業が利用しやすいよう、簡単に動作設定できるようにした。利用者はまずロボットを教示ペンダントで動かし、プローブで補修面の四隅を...
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(2016/12/20 05:00)
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