[ 金融・商況 ]
(2017/1/5 05:00)
SBIホールディングスは2018年にも、フィンテック(金融とITの融合)ベンチャーを投資対象とする「フィンテックファンド」の2号ファンドを立ち上げる。2号ファンドでは金融、IT関連企業だけでなく、フィンテック技術を活用できるバイオ、ヘルスケア分野の企業も投資対象とする方針。先端企業への投資と、その企業が持つ技術の活用により自社サービスの成長にもつなげる。
同社の100%子会社であるSBIインベストメント(東京都港区)は、有望なフィンテック企業を投資対象とするファンドを運営。1号ファンドには地銀やメガバンクなどが出資し、ベンチャー100社への投資を予定している。最終的な出資約束金額は300億円で、既に100億円投資済みだ。1号ファンドは17年に3社、18年に4社、19年に5社、20年以降に12社、IPO(新規株式公開)や売却による投資回収を予定している。
SBIグループは、ブロックチェーン技術などフィンテックの一部は、バイオやヘルスケアなど金融以外の領域でも使えると構想。そのため2号ファンドは金融に留まらず、バイオやヘルスケアなどで使える技術を持つ会社にも投資を行っていく方針だ。
(2017/1/5 05:00)
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