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[ 機械 ]
(2017/1/18 05:00)
安川電機は2018年春をめどに、中国でモーターなどサーボ製品の生産能力を現状の2倍近くに高める。遼寧省瀋陽市の生産拠点に20億―30億円程度を追加投資し、新工場を設ける予定。人件費高騰、スマートフォンの生産拡大、中国政府の施策「中国製造2025=用語参照」によるロボットや工作機械などの需要増に対応する。同時期に新工場を設ける国内主要拠点と合わせ、モーターとアンプでそれぞれ月産22万台近くの供給体制を構築する。
敷地面積約5万平方メートルの現地拠点内に、延べ床面積1万4000平方メートル程度の第3工場を建設する。第1工場は10年、第2工場は12年に稼働しており、今回の増強で累計投資額は100億円近くになるもよう。新工場を用いて戦略シリーズ「Σ(シグマ)―7」の生産ラインを倍増させる計画だ。
各種生産設備に使われる同社のサーボ製品は、16年度に販売数が前...
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(2017/1/18 05:00)
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