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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/23 05:00)
日産自動車は2017年夏にも、中国で新型のスポーツ多目的車(SUV)の生産を始め、現地で発売する。現行SUVより一回り小さい新車種で、現地で人気が高まっているSUVの商品群を拡充する。日産にとって中国は2番目の販売実績がある重要地域。中南米で先行販売した新車種を世界最大市場の中国でも投入し、現地でのシェア拡大を狙う。
中国・広州市の花都工場で小型SUV「キックス」の生産を始める。月産1万台規模の計画を主要サプライヤーに伝えた。キックスは16年にメキシコで生産を始め、ブラジルで発売した。ブラジルでも現地生産している。
現在、中国では「エクストレイル」や「キャシュカイ」などのSUVを販売している。キックスはこれらより小さいサイズで、現地の小型車減税の対象となるもよう。多様なサイズのSUVを取りそろえてシェア拡大につなげる。
日産にとって、中国は米国に次ぐ販売数を誇る主要地域。16年の...
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(2017/3/23 05:00)
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