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[ 環境・エネルギー ]
(2017/4/17 05:00)
コニカミノルタは事業活動における二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロ以下にする「カーボンマイナス」を前提に、2050年度までの新しい環境目標を設定した。自社と取引先の自社向け工程分に加え、取引先の他社向け工程分の削減活動も支援する。温暖化対策の国際ルール「パリ協定」ができ、50年度の目標を策定する企業が増えているが、取引先全体を含めた目標は珍しい。取引先の経営体質強化にもつなげ、サプライチェーンを強固にする。
コニカミノルタは09年、事業活動全般の排出量を50年度に80%削減する目標を設定した。事業活動全般の排出量には同社の事業所、調達部品の製造、製品の輸送、顧客での同社製品の使用で発生するCO2も含む。05年度は206万トンだった。現在は40%近くを削減済み。
50年度に80%減を達成すると、残り20%の排出量は41万トン。17年度からは他社との取引に関わる工程でも削減活動を支援し、...
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(2017/4/17 05:00)
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