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[ 科学技術・大学 ]
(2017/4/28 05:00)
政府の地震調査委員会(平田直委員長=東京大学地震研究所教授)がまとめた2017年版の「全国地震動予測地図」によると、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は全国的にほぼ横ばいだった。同地図は全国を250メートルメッシュで分割し、各地域の地盤の強さなどを示したもの。平田委員長は「企業の建物の耐震化を進める動機付けになれば」としている。
南海トラフ沿いや根室半島周辺は、プレート間で地震が起きやすく、他の地域に比べて大きな地震の発生間隔が短い。しかし、それらの地域ではこの1年で大きな地震が発生していないため、確率が微増した。
16年版と比較した場合、確率の差が最も大きかったのは山口県山陽小野田市内で、3・6ポイント増だった。増加の理由は、16年7月に公表した「中国地域の活断層の地域評価」を反映したため。
作成した地図は、地震調査研究推進本部や防災科学技術研究所のホームページ...
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(2017/4/28 05:00)
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