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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/5/3 05:00)
JR北海道は2018年春に、新型在来線用軌道検測車「マヤ35形」を投入する。現行車両は製造から約40年が経過。老朽化が著しくなったため、約14億円を投じて製作する。5月内に車両を完成させ、車両の性能確認や搭載装置のデータ検証などに取り組む。
積雪時でもレールの変位量を検測できるなど、最新技術を搭載して検査機能を拡充。鉄道の安全運行につなげる。
新型検測車には、レール非接触式のセンサーを採用し、積雪時の検測も可能とした。これまでは4―11月に集中して年2―4回分の検測を行っていた。
また、けん引車両に設けたカメラの画像と線路の状況を合わせて収録し、周囲の状況変化を把握。雪崩などの予兆管理も見据える。
さらに建築限界測定装置を搭載して、人手を介してきた検査を自動化し、精細なデータを得られるようにする。
アルミニウム合金製で、最高時速は110キロメートル。車両は北海道新幹線と同系色のグリーンをベースに紅葉のオレンジ、雪原の白をイメージして配色した。
(2017/5/3 05:00)
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