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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/5/16 15:30)
(ブルームバーグ)米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のいとこで、同社傘下ソーラーシティーを率いてきたリンドン・ライブ氏が来月、テスラを退社する。新たなベンチャー企業をスタートする計画だという。
テスラは昨年11月にソーラーシティーを約20億ドル(現在のレートで約2270億円)で買収。テスラは現在、より手ごろな価格のセダン「モデル3」の7月発売に向けて準備を進めており、マスク氏が昨秋に発表したソーラールーフなど幾つかの製品を開発中だ。
テスラは発表資料で、「ライブ氏は11年前にソーラーシティーを共同で創業し、同社を太陽光システム設置で国内最大手に育てた」とし、「同氏が創造に尽力した基盤のおかけで、今のテスラは世界初の統合型の持続可能エネルギー企業に成長した」と説明した。
ライブ氏(40)は15日、ロイター通信とのインタビューで退社の意向を明らかにし、「私がスキルを持ち、したいと望むのは企業を設立・運営することだ」と指摘。「誰かにバトンを引き渡し、自分は新たに影響力を発揮できる別の何かを行う好機を得ることができる」と述べた。
(2017/5/16 15:30)