- トップ
- 科学技術・大学ニュース
[ 科学技術・大学 ]
１００年の先を見据えて・理研のネットワーク戦略（上）全国の大学と連携／日本の力「結び」世界に勝つ
(2017/6/14 05:00)
１００年の歴史を持つ自然科学系の総合研究機関、理化学研究所。研究者に裁量を与え自由に研究させる風土は日本の研究力の向上に大きく貢献した。２０１６年１０月には世界トップレベルの研究成果を目指す「特定国立研究開発法人（特定研発）」となり、産学連携の中核となる活動を展開している。全国の研究者を結びつけ、研究開発を推進する“ネットワーク型研究所”として、次の１００年の計が動き始める。
-
大型装置を活用し、ニホニウムを発見（和光事業所）
【基礎研究の要】
理研は物理や化学、生命科学、計算科学などの幅広い分野で研究をしている。化学の周期表の１１３番目の元素で日本初の命名となった「ニホニウム」は理研のメンバーが発見した。
企業が基礎研究を担う中央研究所を閉鎖する動きがある中「理研に中央研究所の役割を求める」（研究担当の小安重夫理事）ケースも増えてきた。Ｘ線自由電子レーザー施設...
（残り：961文字／本文：1,361文字）
(2017/6/14 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
