３Ｄプリンター向けセラミックス材料、武藤工業が試験販売

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  セラミックス材料の造形品

武藤工業（東京都世田谷区、早川信正社長、０３・６７５８・７０００）は、３Ｄプリンター用のセラミックス材料を２１日から試験販売する。ノリタケカンパニーリミテド製で、積層造形後に複数回焼いて完成させる。石こう材料に比べて強度が高く、色付けにも向く。美術工芸品に適する。今夏をめどに本格販売を目指す。

３Ｄプリンター向けのセラミックス材料は珍しいという。米３Ｄシステムズの石こう用プリンターで試験を進めている。医療、電子機器部品での応用も視野に入れる。価格や販売目標は未定。