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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/6/29 05:00)
三菱自動車のカルロス・ゴーン会長(日産自動車会長、写真)は28日、会長就任後に初めて岡山県倉敷市の水島製作所を視察した。現地で報道陣の取材に応じたゴーン会長は「時間はかかるが水島製作所をフル稼働させ、年間生産台数40万台を目指す」と語った。
ゴーン会長は同製作所の2本柱として、軽自動車(三菱自の「ek」シリーズと日産の「デイズ」シリーズ)と、12月末に岡崎製作所(愛知県岡崎市)から生産移管する小型スポーツ多目的車(SUV)「RVR」を挙げた。
「三菱自と日産の軽自動車の市場占有率は合計12%。2017年に水島製作所は20万台の自動車を生産するが、生産能力は40万台近くある。商品ラインアップや開発力で改善の余地がある」(ゴーン会長)とした。また「周辺サプライヤーとの取引高は17―19年で今より60%高まる」(同)と同製作所周辺地域との関係にも言及し、「水島製作所は今後数年間に渡り成長していく」(同)と強調した。(岡山)
(2017/6/29 05:00)