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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/6/29 05:00)
日系商社大手によるインドネシアでの地熱発電事業が活発化している。住友商事はインドネシア・スマトラ島のウルブル地熱発電所4号機を完成し、稼働した。発電容量は5万5000キロワットで、発電した電力は売電し、周辺地域に供給する。インドネシアは地熱発電を推進しており、2025年に発電総容量720万キロワット(現在は約167万キロワット)を目標とする。三菱商事や伊藤忠商事もインドネシアの地熱発電事業に参画しており、受注競争が熱を帯びそうだ。
住友商事は子会社の住商機電貿易(東京都中央区)を通じ、ウルブル地熱発電所を運営する。16年8月に稼働した3号機と合わせ、インドネシアの大手エンジニアリング会社のレカヤサ・インダストリと共同で建設工事を受注した。受注額は1億77000万ドル(約197億円)。
発電した電力はインドネシアの国営石油ガス会社「プルタミナ」の地熱発電子会社を通じ、国営電力会社に売...
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(2017/6/29 05:00)
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