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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/8/7 05:00)
シャープは老化物質の一種「最終糖化産物(AGEs)」を測定する機器「RQ―AG01J=写真」を発売した。指先に光を当てることで、年齢に対する老化物質の蓄積度合いを1分以内に測定できる。価格はプリンターなどと一式で約80万円(消費税抜き)。
AGEsは血糖値が急上昇すると蓄積され、肌のたるみなどをもたらす。調剤薬局や美容院、コンビニエンスストアなどに機器の設置を提案し、美容や健康に関心を持つ人に使ってもらう。月産150台を計画する。
肌の日焼けなどによる影響を除外しつつ、指から反射した光から老化物質の蓄積を測定する。紙シートに結果とバーコードをプリントし、バーコードを読み取れば時系列で結果を表示できる。
過剰に糖分を摂取すると、糖が血管や皮膚を構成するたんぱく質と結合し機能を低下させる。動脈硬化や骨折のしやすさなどももたらすとされる。
(2017/8/7 05:00)