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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/8/8 05:00)
三菱重工業は2017年度内に自動車用ターボチャージャー(過給器)の生産能力増強に、前年度比3割増の130億円を投じる。中国で18年度から過給器の中核部品であるカートリッジの生産に乗り出すほか、主力拠点の日本とタイで追加投資する。世界的な環境規制の強化で中国や北米を中心に、ガソリン車向け需要が急拡大している。三菱重工は17年度に、過給器の世界生産を同17%増の1050万台に引き上げる。
中国の過給器最終組み立て工場
三菱重工は中国・上海市に過給器の生産拠点を置いている。上海では現在、最終組み立てだけだがカートリッジまでを手がけ、生産リードタイムを短縮する。中国では17年度に、前年度比で最大20%増の340万台の過給器を生産する計画だ。
三菱重工は、相模原工場(相模原市中央区)とタイで生産したカートリッジを上海菱重増圧器(SMTC)...
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(2017/8/8 05:00)
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