韓国ロッテ、中国事業を縮小

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  （ブルームバーグ）

韓国紙・アジア経済（電子版）は４日、ロッテグループが中国事業の縮小を検討していると報じた。在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」配備による中国の事実上の報復措置が続く中で、韓国政府が追加配置を決定し、これ以上、持ちこたえるのは難しいと判断した。ロッテの高位幹部が同日、明らかにした。

同幹部は「中国ロッテマートの営業停止期間が長期化し、被害額が耐えられないほど大きくなった」と指摘した上で、「店舗や従業員を減らす構造調整を検討している」と説明した。

ロッテは、中国の報復が始まった後も、現地事業の維持方針を明言しており、構造調整に言及したのは初めて。