ＲＩＺＡＰ、筋力低下予防を検証−東大と共同研究

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ＲＩＺＡＰグループは７日、東京大学医学部付属病院と連携し、筋力低下の予防に向けた共同研究を始めると発表した。６５歳から８０歳の胃がん患者を対象にした臨床試験を、９月１日に始める。手術前後に運動や栄養療法をすることで、手術による筋力低下などの悪影響を、どの程度予防できるかを検証する。共同研究室内に、ライザップがジムで実施しているパーソナルトレーニングの環境を構築した。

加齢や疾患による筋力低下は転倒や術後の合併症などのリスクがある。

都内で会見した瀬戸健社長は「ダイエットだけではなく、健康増進の分野にビジネスのかじを切る。日本の高齢化が進む中、健康寿命の延伸に貢献したい」と述べた。