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[ 環境・エネルギー ]
(2017/9/14 05:00)
日刊工業新聞社は13日、東京・霞が関の霞山会館で「第20回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」(経済産業省・環境省後援、日本冷媒・環境保全機構協力)の贈賞式を開いた。経済産業大臣賞にカンケンテクノ(京都府長岡京市)の「PFC等の新型大気圧プラズマ除害装置」、環境大臣賞にアサダ(名古屋市北区)の「マイナス30℃で検知可能なフロンリークディテクタ」が輝き、受賞者に表彰状と記念盾が贈られた。
武藤容治経済産業副大臣は「地球温暖化対策には優れた技術、創意工夫が継続的に生み出されることが重要」と祝辞を贈った。とかしきなおみ環境副大臣は「フロンの適正な管理は世界共通の課題。今後も積極的に取り組む企業が増えてほしい」と期待を述べた。
優秀賞はローソンの「CO2冷媒機器の普及拡大」、審査委員会特別賞はオーム電機(浜松市北区)の「HFO―1234yfを使用した制御盤用クーラ」が受賞した。関屋章審査委員長(産業技術総合研究所名誉リサーチャー)は「どれも地球環境保全に役立つ優れた成果だ」と講評した。
(2017/9/14 05:00)