[ 政治・経済 ]
(2017/9/25 05:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)は、2024年度に新型ロケット「H3」で打ち上げ予定の火星衛星探査計画(MMX)に共同で着手する。火星衛星の観測やサンプルの回収を行い、火星衛星の成り立ちを調べる。中性子・ガンマ線分光器の提供を検討するなど、NASAの技術を利用しミッション成功を目指す。NASAのトーマス・ザブーケン科学局長は「火星の衛星であるフォボスとダイモスの探査に協力でき興奮している」と語った。
さらに16年に運用を断念したX線天文衛星「ひとみ」の代替機の協力体制を確認。NASAは衛星システムを含むミッションパートナーとして参加する。
JAXA宇宙科学研究所の常田佐久所長(写真右)は「次の大型X線天文衛星計画は、28年に欧州が打ち上げ予定のアテナ。20年度の代替機の打ち上げでX線天文学の研究の空白期間を最小限にできる」と強調した。
(2017/9/25 05:00)
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