[ その他 ]
(2017/10/6 05:00)
10日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「機械設計」11月号では、「安全な生産現場を実現する設備設計のポイント」を特集する。
グローバル展開が進むにつれて、設備設計においても機械安全に関する国際規格に対応できる設計者の育成が急務となっている。国際規格に従った安全対策を行い産業機械の労働災害を防ぐことは、設計者の重要な任務ともいえる。
今後、熟練作業者が減少し、機械や装置の構造や特性に精通しているとはいえない作業者が増加していくと見られている。従来では考えられないような事故が起こる危険は高まっている。しかし、設計者がこうした状況変化を十分に認識しているとはいえないのが現状だという。
本特集では、機械安全に関する最近の国際規格の動向をはじめ、リスクアセスメントなどの重要事項を解説するとともに、具体的な事例の紹介を通じて安全設計のポイントを探っていく。
事例のコーナでは、事故例を示しながら設計段階での改善案を示し、構造的に事故を防ぐアプローチを図解で探っていく。
(2017/10/6 05:00)