立松モールドとＩＢＵＫＩ、車部品用金型で技術提携

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  成形品の加飾技術に強みを持つＩＢＵＫＩ

立松モールド工業（愛知県稲沢市、立松宏樹社長、０５８７・３２・６２８１）とＩＢＵＫＩ（山形県河北町、松本晋一社長、０２３７・７２・７１２１）は、自動車用樹脂部品の射出成形金型で技術提携した。ＩＢＵＫＩは加飾技術を供与する一方、立松モールドのグローバル拠点網を活用できるようになる。設計、加工のデジタル化など素形材産業を取り巻く環境は変化している。両社は同業間のオープンイノベーションで技術や事業の付加価値を高め、海外勢に対抗する。

立松モールドは大型樹脂成形金型に特化し、国内外の自動車・部品メーカーと取引がある。提携先を含めて世界５０カ所以上のメンテナンス網を持つ。社員数は約２００人。

ＩＢＵＫＩは電機業界向けを中心に中小型の樹脂成形金型を手がける。表面に微細加工を施し成形品に高級感を与える加飾を得意とする。社員数は約６０人。

ＩＢＵＫＩは新たな事業の柱と...