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[ エレクトロニクス ]
(2017/10/21 07:30)
(ブルームバーグ)米ゼネラル・エレクトリック(GE)は2017年通期の利益見通しを下方修正した。ジョン・フラナリー新最高経営責任者(CEO)は創業以降で最も厳しい局面に見舞われている。
フラナリー氏は8月、長年CEOを務めたジェフリー・イメルト氏の後を引き継いだ。GEは芳しくないキャッシュフローや発電市場の低迷など数多くの問題を抱えている。同社株は今年、ダウ工業株30種平均の中で最も下げており、時価総額のほぼ4分の1を消失した。
フラナリ-CEOは発表文で「極めて厳しい四半期だった」とし、「大半の事業は底堅い業績だったものの、困難な市場のあおりを受けたパワー事業の落ち込みが打ち消した」と説明した。
20日の発表によると、同社は通期の調整後1株利益見通しを1.05ー1.10ドルと、従来の1.60ー1.70ドルから引き下げた。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査の予想平均は1.54ドルだった。
7-9月(第3四半期)の調整後1株利益は29セント。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査の平均は50セントだった。
この発表を受け、株価は寄り付き前の時間外取引で一時5.1%安と急落した。
原題: GE Cuts 2017 Profit Forecast as New CEO Battles Deepening Slump, GE Sinks as Deeper Slump Forces New CEO to Slash Profit Outlook(抜粋)
(2017/10/21 07:30)