[ 科学技術・大学 ]

阪大など、大規模施設の「5G」通信実験に成功 東京五輪で利用へ

(2017/11/8 05:00)

大阪大学大学院基礎工学研究科の村田博司准教授らによる日欧国際連携共同研究プロジェクトRAPIDは7日、大規模サッカースタジアムでミリ波を用いた第5世代移動通信方式(5G)無線の通信実験に成功したと発表した。無線と光信号に変換する光ファイバー無線を利用。アンテナ局の分散配置で利用者が密集した環境でも高速通信ができる。2020年の東京五輪・パラリンピックのスタジアムなど大規模施設向けの通信技術で利用を目指す。

同プロジェクトはガンバ大阪の本拠地で4万人収容の市立吹田サッカースタジアム(大阪府吹田市)で実験した。下り通信はビーム制御技術と端末位置推定技術を搭載した可変セル、上り通信は超小型セルを使う非対称セル方式で通信を効率化。Wi―Fiや4Gなど既存の通信と協調できるシステムとした。

客席の天井などに50―100席をカバーする小型のリモートアンテナを分散して設置。基地局で信号処理を一括制御...

(残り:135文字/本文:535文字)

(2017/11/8 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

総合3のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン