英ＢＰやシェルなどの企業連合、エネ商品取引にブロックチェーン−来年末までに開始

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英石油大手ＢＰや英オランダ系同業のロイヤル・ダッチ・シェルなどが構成する企業連合は６日、ブロックチェーン技術を利用したエネルギー商品取引の電子プラットフォームを開発すると発表した。２０１８年末までの運用開始を見込んでいる。

企業連合に参加しているのは、ノルウェー・スタトイルのほか、商社ではスイス・ガンバー、米コック・サプライ＆トレーディング、スイス・マーキュリア。銀行ではオランダ・ＡＢＮアムロとＩＮＧ、仏ソシエテ・ジェネラルが名を連ねている。仮想通貨のビットコインを支えるブロックチェーン技術では、データベースが共有される。アルゴリズムを利用し、取引は数分で処理・決済され、データも即時更新される。第３者機関による認証の必要もない。

企業連合は声明で、「新プラットフォームでは、管理リスクや現物エネルギー取引コストを低減するとともに、バックエンドでの取引業務の信頼性と効率性の向上を図る」と指摘している。

（ロイターＥＳ・時事）