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[ トピックス ]
(2017/11/8 05:00)
トヨタ自動車が電気自動車(EV)や自動運転技術で実力の一端を見せ始めている。7日には2018年3月期連結決算予想を上方修正するなど業績は堅調。最近は世界的なEVシフト、自動運転技術の開発加速の流れに対する遅れを指摘する声が挙がっていたトヨタだが、全固体電池の開発進展や自動運転技術の実車への導入などで同分野における存在感も高まってきている。(名古屋・今村博之)
決算・増益見通し/電動化戦略を本格化−EV「より幅広く普及」
トヨタの18年3月期連結業績予想は従来の減益から一転、増益に転じる。円安傾向を織り込み、為替の営業増益要因は1750億円となった。だが、為替・スワップなどの影響を除くと1850億円の営業減益水準となるため、永田理副社長は「まだまだやるべきことがある」と原価や販売施策の改善を一段と進める意向を強調した。
決算会見ではEVの開発に...
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(2017/11/8 05:00)
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