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METI Journal×日刊工業新聞/10年先の会社を考えよう(9)

(2017/11/9 05:00)

  • レオス・キャピタルワークス社長・藤野英人氏(左)と野村総合研究所2030年研究室長・齋藤義明氏

『ヤンキーの虎』で地方経済の新たなリーダーらを描いたレオス・キャピタルワークス社長の藤野英人さんと、多方面の革新者たちと地方創生に取り組む野村総合研究所未来創発センター2030年研究室長の齊藤義明さんが、明日を担う人材について語り合った。

―多くの中小企業が後継者に悩んでます。

藤野氏 事業承継がうまくいったのかどうかは、短期的には判断できない。自分自身、10年ぐらい前までは、親族ではなく社内から経営者を選んだ方が良いと思っていました。ただ10-20年のスパンで見ると、優秀なサラリーマンが必ずしも良いわけではない。親族が結果的に良かったというのが多いと感じています。

【センスと責任感】

齊藤氏 確かに2、3代目の方が根っこから商売に対するセンス、責任感が育っている。ただし先代から同じ事業をそのまま引き継げば安泰というパターンは減り、何か変化させなければ生き残れないと危機感を感じている方が増えている。

―齊藤さんは地方で新たな事業創造を目指すプロジェクトに取り組んでいます。

齊藤氏 地域を変えるのはその地域に根を張る人だと言われるが、実は一度は東京や海外などに出てから戻ってきた人たちの方が新しい活動の主体になっているケースが多いように思う。同じところに居続けると、地域への愛情は強くなるが、それ以上にしがらみも抱えてしまう。

【一度は他社で修業】

藤野氏 同族企業の経営者も同じようなことを考えています。他社で修業させたり、海外現地法人の経営を任せて修業させたりしているところが結構多い。

(この項おわり)

*続きはMETIJournalでお読み下さい

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(2017/11/9 05:00)

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