[ ICT ]
(2017/12/1 05:00)
ソフトバンクは30日、低価格ブランド「ワイモバイル」において、18歳以下の新規利用者を対象に基本料を最大4カ月無料にする学割サービスを1日に始めると発表した。高速データ容量が2倍になるオプションも無料で提供する。ワイモバイルは競争が激化する格安スマートフォン市場でシェアトップを走っている。2018年春商戦に向けて新たな学割サービスを投入し、他社を突き放す。
新たなサービスは「タダ学割」。最大4980円(消費税抜き)の基本使用料について最大4カ月無料で提供する。月500円(同)で毎月の高速データ容量が2倍になるオプションも次回の機種変更時まで無料で提供する。対象は5―18歳の新規利用者で、18年5月末までに申し込むと適用される。
また、新たにスマホ4機種の販売を7日以降に始める。米グーグルの対話型人工知能(AI)「グーグルアシスタント」を搭載したHTC製の「X2」や、京セラ製の「X3」などを提供する。
寺尾洋幸ソフトバンク執行役員は同日、都内で会見し「中学生でスマホを持ち始める人が増えている。(新しい学割で)中学生や高校生のスマホデビューを応援する」と述べた。
(2017/12/1 05:00)