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[ 環境・エネルギー ]
(2018/1/8 05:00)
エネルギー各社が、ドローン(飛行ロボット)と人工知能(AI)やビッグデータ(大量データ)を組み合わせたインフラ保守管理を進める。東京ガスは3月をめどにドローン搭載できるガス検知器を、海外企業向けに販売する。世界でも珍しい取り組みとなる。東京電力パワーグリッド(PG)は夏までに、山間部などの送電線の点検にドローンをAIと組み合わせて使う。新技術で、省人化や作業員の安全確保を後押しする。
東ガスは離れた場所から都市ガスの漏れ部位をレーザーで検知できる機器をドローン搭載用に改良した。重さを従来の半分以下の230グラムとし、パイプラインのガス漏れを上空から検知できるように測定可能距離を従来の2倍の60メートルまで延ばした。ドローン本体から電源を取ることでバッテリーを不要にしたほか、有線式での給電にも対応する。
20社に試験的に販売する。目視での点検が難しい山岳地帯などにパイプラインを敷設し...
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(2018/1/8 05:00)
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