[ ICT ]
(2018/1/10 14:30)
米IBMは2017年に米国の特許を最も数多く取得した。IBMの米最多特許獲得はこれで25年連続。17年はブロックチェーン技術と人工知能(AI)技術に注力した。
IBMの9日発表によると、同社は17年に9043件の特許を取得し、16年の過去最高記録を塗り替えた。同社が携わっている研究の多くは、直ちにビジネスに結び付くものではないかもしれないし、特許が製品化されるまでに何年もかかることもある。ビジネス路線や目標とは関係のない試験的研究にも投資している。同社は継続的に年間売上高の約6%を研究開発費に充てている。
米特許関連情報サービスのIFIクレームズ・パテント・サービシズがまとめたデータによると、韓国のサムスン電子が特許取得数5837件で2位になった。次いでキヤノン、インテル、LG電子がトップ5に入った。
IFIクレームズによれば、米国での特許登録件数は過去10年で倍増、昨年は32万3件で前年比5.2%増。(ブルームバーグ)
(2018/1/10 14:30)