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[ 科学技術・大学 ]
(2018/1/17 05:00)
慶応義塾大学は4月に横浜市港北区の理工学部内に、「量子コンピューティングセンター」を新設する。米ニューヨーク郊外にある米IBMの世界最高速の汎用量子コンピューター「IBM Q」に直接アクセスできる国内唯一の施設として、JSRや日立金属などとオープンイノベーションを推進する。量子コンピューターの活用で世界に先駆ける。
慶大は米IBMが推進する量子コンピューティング研究のハブ構想の中核メンバー。同センターの稼働にあわせて、同じくハブ構想に参加するJSR、日立金属、本田技術研究所、長瀬産業の4社とそれぞれ共同研究に関する委託契約を結ぶ。「企業が持ち寄る現実的な課題を皆で解く。こうした試みは国内初」(伊藤公平慶大理工学部長)としている。
センターにはこれら常駐する企業メンバー用の施設や各社が共有するオープンスペースを用意する。慶大に所属する量子研究の第一線の研究者に加え、応用数学者やコンピュー...
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(2018/1/17 05:00)
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