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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/3 05:00)
ホンダは2日、2018年3月期連結決算業績予想を上方修正し、当期利益が従来予想比4150億円増の1兆円になる見通しだと発表した。米国の法人税制改正に伴い、金融事業の繰り延べ税金負債額が3461億円減少し、利益を押し上げる。
そのほか売上高を同1500億円増、営業利益を同300億円増、税引き前利益を同900億円増に修正。売上高と税引き前利益、当期利益で過去最高を見込む。2輪および4輪事業が好調に推移するほか、想定為替レートを対米ドルで同1円円安の110円に見直したことで採算が改善する。
世界販売台数の見通しについても、4輪車を同9万5000台増の522万5000台、2輪車を同23万台増の1941万台に引き上げた。主にアジアでの販売拡大を見込む。
同日発表した17年4-12月期連結決算は増収、全利益項目が増益となった。営業利益は前年同期比0・6%増の7067億円。倉石誠司副社長は「主にアジアでの2輪車の好調な販売やコストダウン効果により増益となった」(倉石誠司副社長)と増益要因を説明した。
(2018/2/3 05:00)