[ 機械 ]
(2018/3/5 05:00)
神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長(63)が、一連の品質データ偽装問題の責任を取り、社長職を辞任する意向であることが分かった。6日に会見し、正式表明する見通し。退任時期や後任は今後調整する。
川崎氏は2013年に社長に就任し、16年から会長を兼務。アルミニウム・銅事業の育成など経営の多角化を進めた。だが、こうした中で各事業部門の独立性が高まり、縦割り組織の色彩が強まったことが、一連のデータ改ざん・ねつ造問題の温床になったとされる。
17年12月には現職の執行役員3人が不正行為を認識していながら、川崎氏ら経営陣に報告していなかったことが明らかになり、川崎氏の監督責任を問う声が強まっていた。
神鋼は社外の弁護士3人の外部調査委員会による調査結果を踏まえて、同社としての最終調査報告と再発防止策を6日に公表する方針。川崎氏は同日会見し、辞意を表明すると見られる。
(2018/3/5 05:00)
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