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[ 科学技術・大学 ]
(2018/3/20 05:00)
東京工業高等専門学校物質工学科の高橋三男教授らは、視覚障がいのある生徒の理科実験などを支援するために、計器読み上げアプリを開発した。スマートフォンで計測機器の液晶を撮影すると数字を音声で読み上げる。温度計や電流計、酸素濃度センサーなどを用いた理科実験を、表示が読めなくても体験できる。今後、シャープのロボット型携帯電話「ロボホン」への対応を進めるなど、3年内の実用化を目指す。
スマホのカメラで撮影して、画像認識で数字を読み上げる仕組み。撮影画面の中で数字を認識するエリアを自由に指定できるほか、読み上げ速度は1秒ごとや10秒ごとなど調整できる。日本語と英語に対応した。
具体的には、授業では理科の先生が計器の前にスマホスタンドでスマホを固定しておき、実験開始と同時に読み上げ開始することを想定する。
画像認識を利用すると、7セグメントで数字を表示していれば計器の種類を選ばない。スマホなら安い...
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(2018/3/20 05:00)
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