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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/19 10:00)
【ニューヨークAFP=時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスは17日、従業員が人種差別を行わないよう教育するとして、5月29日の午後に全米の店舗を一斉休業すると発表した。同社によると、8000店以上が休業し、約17万5000人の従業員が研修を受ける。
東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの店舗で12日、無抵抗の黒人男性2人が逮捕されたことへの抗議を受けた措置。同社のケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は騒動を謝罪。同社は声明を出し、研修を通じ「潜在的な偏見に対処し、店内の全ての人が安全で、温かく迎えられていると感じるようにする」と訴えた。
警察によると、男性2人が商品の購入を拒否し、不法侵入だとして店側が通報した。弁護士は、2人は仕事の関係で別の男性の到着を待っていただけだと説明している。2人を連行する警官に、白人の客が「彼らが何をしたのか」と抗議する様子を別の客が撮影し、映像はネット上で瞬く間に広がっていた。
(2018/4/19 10:00)