トヨタ、米国に水素拠点 大型トラック用

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トヨタ自動車は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルと協力し、米カリフォルニア州ロングビーチ港に燃料電池（ＦＣ）大型商用トラック用の大型水素ステーションを建設する。補助金交付が決まった後に、トヨタの物流拠点にシェルがステーションを建設・運営する。トヨタは２０１７年１０月から同港湾エリアでＦＣ大型商用トラックの実証実験を進めており、貨物輸送車へのＦＣ応用に向けてインフラ整備を急ぐ。

今回の水素ステーションでは米トヨタモーターノースアメリカ（ＴＭＮＡ）と、シェルの米国エネルギー事業会社が連携する。カリフォルニア州エネルギー委員会（ＣＥＣ）から８００万ドルの補助金交付の候補に選出されたため、正式承認後に着手する計画。トヨタが米フューエルセル・エナジーと共同で２０年ごろにロングビーチ港で稼働する発電施設で製造する水素を、同ステーションに供給する。