[ ICT ]
(2018/6/6 15:30)
世界最大のパソコン(PC)メーカー、米HPインクは5日、2019年度(18年11月-19年10月)末までに計画している人員削減の規模を4500-5000人に拡大すると発表した。約2年前に公表した事業再編の一環で予定していた削減数から最大1000人の上乗せとなる。
当局への届け出によると、同社は人員削減の費用として税引き前で約7億ドル(約770億円)を計上する。当初は5億ドルを見込んでいた。5月29日の電話会議で、17年度に開始した人員削減の規模を拡大すると複数の幹部が言及していたものの、その時点では詳細がほとんど明らかにされていなかった。
カリフォルニア州を本拠とするHPの社員数は昨年10月末時点で4万9000人。同社の株価はこの1年で25%上昇している。(ブルームバーグ)
(2018/6/6 15:30)