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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/6/18 14:30)
米ゼネラル・モーターズは、自動運転部門クルーズ・オートメーションを巡る戦略的選択肢について、社内ならびに金融機関と初期の協議を行っていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
協議は非公開だとして匿名を条件に語った同関係者らによれば、GMは株式の公募・売り出しや別のトラッキングストックの上場、ないしはクルーズ部門のスピンオフ(分離・独立)といった可能性を検討している。ただ、GMはクルーズが開発面で一段と前進するまで決定を下さない見通しで、何か実行するとしても今後2年程度は何もしない可能性もある。GMはコメントを控えた。
こうした動きはGMがクルーズに関して、社の将来において極めて重要な存在であり、投資家を通じて存在をアピールしつつ成長する可能性があると考えていることを裏付ける。メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は、クルーズ部門を重要な戦略的資産であり、将来の利益源になるとみている。5月には、ソフトバンクのビジョンファンドが、クルーズに22億5000万ドル(約2500億円)を投資する計画を明らかにした。(ブルームバーグ)
(2018/6/18 14:30)