[ 政治・経済 ]
(2018/7/25 11:00)
小野寺五典防衛相は24日の閣議後記者会見で、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の価格について、現時点では未定との認識を示した。防衛省は1基1000億円弱と説明してきたが、これを修正した形だ。今後、費用がさらに膨らむ可能性がある。
防衛省は当初、価格を1基800億円とし、その後に1000億円弱に達すると説明を変えていた。これについて小野寺氏は「どのくらいの見積もり(になる)と言ったことは一度もない」と強調。「レーダーの選定が固まった段階で、どのような費用が必要か明らかになる」と語った。
導入費用については関連施設費を含め、2基で6000億円以上になるとの一部報道もある。(時事)
(2018/7/25 11:00)