[ ICT ]
(2019/3/19 13:30)
米ネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は米アップルの新しいストリーミングのプラットフォームに加わらないことを明らかにした。
同CEOは18日の記者会見で「当社のコンテンツは当社のサービスで視聴してもらいたい」と語り、「彼らのサービスと統合しないことを選んだ」と述べた。
アップルは25日に動画ストリーミングサービスなどについて発表する予定で、ハイテク業界と映画・テレビ業界の間で新たな戦いが始まる。アップルの構想は独自コンテンツと「HBO」や「スターズ」といった提携先の番組を組み合わせるというものだ。これまでアップルはオンライン上の視聴者獲得競争で中立的な立場にあり、あらゆる主要企業が手掛ける番組やアプリ、映画の配信に徹してきた。
アップルのサービスは少なくとも開始時には、コンテンツ調達で他社にかなり頼ることになる見通しから、同社がネットフリックスと何らかの提携を結ぶのではないかと取り沙汰されていた。ブルームバーグ・ニュースは先週、ネットフリックスがアップルの新サービスに参加することはないと報じている。(ブルームバーグ)
(2019/3/19 13:30)