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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/4/2 11:00)
【ワシントン=時事】米連邦航空局(FAA)は1日、2件の墜落事故を起こした米ボーイングの新型旅客機「737MAX」について、同社からのソフトウエア修正計画の提出が、今後数週間以内になると発表した。当初は計画を先週末までに提出する見通しだったが、追加作業が必要になったという。
FAAは声明で「ボーイングが行っている同型機の飛行制御システムの見直しの結果、追加作業のための時間が必要になった」と説明した。
ボーイングは、事故との関連性が指摘されている同型機の失速防止システムについて、ソフトウエアを修正すると発表。パイロットによる操縦をシステムより優先させるほか、機体の角度を計測する二つのセンサーの数値が互いに異なる場合は、システムが作動しないよう仕様を変更することを明らかにしている。
(2019/4/2 11:00)