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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/4/8 05:00)
【ニューヨーク=時事】米航空機大手ボーイングは5日までに、2件の墜落事故を起こした新型旅客機「737MAX」で、新たなソフトウエアの問題点を発見したと明らかにした。複数の欧米メディアが報じた。
報道によれば、ボーイングは新たに発見された問題を「比較的小さなもの」と説明。2件の事故では、機体の失速を自動的に防ぐ「MCAS」と呼ばれるシステムの誤作動が事故を誘発させた可能性が指摘されているが、今回の問題はこれとは無関係だという。同社は事故を受けて新型機のソフトウエア修正を進めており、今回の問題も併せて修正するとしている。
ボーイングはまた、米連邦航空局(FAA)に提出するソフトウエア修正計画を「数週間以内に完成させる」と表明。当初は計画を先週中に提出する見通しだったが、追加作業のために提出が遅れている。英紙フィナンシャル・タイムズは、今回新たに発見された問題が計画提出の遅れの原因になったと報じた。
(2019/4/8 05:00)