[ ICT ]
(2019/6/10 12:30)
AMD製カスタム設計チップ搭載
米マイクロソフトは9日、同社製家庭用ゲーム機「Xbox」の次世代機について、2013年発売の現行機種「Xbox One X」の4倍の性能を持つと発表した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)製プロセッサー搭載により毎秒120フレームを実現する。
マイクロソフトは20年のクリスマス商戦に向けて次世代機を発売する計画で、人気シューティングゲームタイトル「Halo」の新バージョンとともにリリースする。「プロジェクト・スカーレット」のコード名で開発を進める次世代Xboxでは、ゲームのロード時間が短縮される。
同社はクラウド上にゲームを保存しどこからでもプレーが可能になるストリーミング・プラットフォーム「xCloud」を10月に導入することも明らかにした。
同社は11日にロサンゼルスで開幕するビデオゲーム業界の見本市「E3」に先立って発表。複数のデバイス向けのゲームストリーミングサービスを提供する新たな手法を導入する一方で、次世代コンソールに注力する姿勢も鮮明にした。
ソニーは今年のE3に参加しておらず、マイクロソフトはソニーに先行する形で次世代機を発表した。ソニーは後日、自社の次世代ゲーム機について発表する見通しで、同社の「プレイステーション4」は現行のゲーム機市場では売れ行きトップ。(ブルームバーグ)
(2019/6/10 12:30)