新型コロナ/設定温度超えると警告 SSC、据え置き型放射温度計

(2020/4/24 05:00)

【津】SSC(三重県桑名市、服部一彌社長、0594・33・3080)は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、顔やモノなどの表面温度を非接触で測定できる据え置き型放射温度計「測太郎(そくたろう)=写真」を開発、5月12日に発売する。消費税抜きの価格は9万9800円。初年度2000台の販売を見込む。

ポリカーボネートの板に高精度な温度センサーとデジタル温度表示器を組み込んだ。物体から放射される赤外線エネルギーを検知し、マイコンで表面温度を測定する仕組み。測定範囲は15―65度Cまで。設定温度を超えると、発光ダイオード(LED)が光って警告する。

事務所の机や受け付けカウンターの上に置けるスタンドタイプで、設置スペースは幅30センチ×奥行き18センチ×高さ40センチメートル。またオプションの専用タブレット端末を使えば、近距離無線通信「ブルートゥース」による温度の監視管理も可能。

販売は神奈川県を境とした西日本地域をSSC、東日本地域をマックスナーエレクトロニクス(東京都品川区)が担当する。両社はセンサーの設計製造を手がけるHME(三重県桑名市)のグループ会社。

(2020/4/24 05:00)

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