新型コロナ／愛知県、独自の「緊急事態」解除 感染拡大予防へ指針

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【名古屋】愛知県は２６日、新型コロナウイルス感染症対策での県独自の緊急事態宣言を解除した。国の緊急事態宣言が全国で解除されたこと、同県の新規感染者数や入院患者数などが減少しており、解除できると判断した。ただ感染者集団（クラスター）の発生事例があるスポーツジムやライブハウス、接客を伴う飲食店などの営業自粛は５月末まで求める。

新型コロナ感染拡大予防のための対策指針を策定した。都道府県をまたぐ移動は５月末までは自粛を求める。県外からの観光客の呼び込みは６月１９日以降とする。屋内イベントは収容定員の半分以内とし、全国的な人の移動を伴うスポーツイベントなども月１９日以降に無観客での開催を求める。

今後、第２波の発生に備え、新型コロナ専門病院を設置する考え。生産拠点の国内回帰などによるサプライチェーン改革、テレワークなどリモート化によるデジタル革命加速などへの支援策を行う。

同県は４月１０日に県独自の緊急事態宣言を発令していた。