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(2021/7/26 05:00)
日刊工業新聞社が26日発行する「機械技術」8月特別増大号は「新たな視点を提供する輸入工作機械/工具・機器の最新動向」を特集する。海外製品の独自性、機能、哲学を紹介し、モノづくりの新しい視点を提供する。
総論で日本工業大学工業技術博物館の清水伸二館長が「海外製工作機械の特徴とその有効性」と題し、国内外の展示会での出展製品を取り上げ、事例を交えて機械の特徴と有効的な活用を紹介。解説では日本工作機械輸入協会の藤田哲三顧問が「戦後の工作機械業界における輸入工作機械の動向」をテーマに日本のモノづくりにおける海外工作機械の果たした役割などを取り上げる。また、機能解説では工作機械、工具・ツーリング、計測、周辺機器を分野別に約40製品を紹介する。
日本の工作機械は高精度・高品質の点で欧米と並ぶ生産大国に位置付けられる。欧米をはじめとする海外の製品の中には使い勝手のよさや日本にない発想で効率化や省力化を達成している例も多く、ニッチ市場を中心に日本でも根強い人気がある。
(2021/7/26 05:00)