型技術９月号／付加価値を高める！最新の樹脂成形技術

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日刊工業新聞社が１６日発売する月刊誌「型技術」９月号の特集は「付加価値を高める！最新の樹脂成形技術」をテーマに最新の金型技術、成形技術を紹介する。

世の中のあらゆる製品・部品に用いられる樹脂材料の中でも熱可塑性樹脂は、金属に比べて低い温度で成形でき、電気絶縁性、断熱性、耐久性、意匠性などの機能をリーズナブルなコストで得ることができる。金属の代替として軽量化を図ることで省エネルギーにつなげたり、従来は複数だった部品を一つに統合してモジュール化したりするなど付加価値の創製にも樹脂材料は有効だ。ただし、それらの機能や付加価値を得るには材料、金型、成形の各技術を統べる総合的な技術力が欠かせない。

最近はマイクロプラスチックゴミ問題に象徴されるように、環境負荷の原因の一つとされている状況も鑑みると、総合技術力のさらなるブラッシュアップも不可欠になろう。そこで本特集では高機能化、軽量化、モジュール化、環境負荷対応、新事業などをキーワードに高付加価値化に取り組む最新の金型技術と樹脂成形技術を紹介する。