(2023/12/29 17:00)
2023年の最終取引日である29日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比75円45銭安の3万3464円17銭と続落した。23年(年間)は上げ幅が7369円67銭、日経平均の上昇幅は約28%増だった。
同日、東京と大阪で大納会が開かれ、東京会場では日本取引所グループ(JPX)の山道裕己グループ最高経営責任者(CEO)のほか、23年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表監督を務めて3大会ぶりの優勝を果たした栗山英樹氏が来賓として参加。JPXの山道グループCEOは「コロナ禍からの経済活動の正常化、日本企業の設備投資意欲向上など好循環があり、デフレ経済からの本格的な脱却が見えてきた。国内外の投資家の期待も高まっており、さまざまな要因が株式市場を好転させた1年だった」と振り返った。栗山氏は「来年こそは世界が『日本の経済を憧れる』、そういう存在になってくれると信じている」と話した。
(2023/12/29 17:00)
総合1のニュース一覧
- 来年1月の住宅ローン金利、大手5行が引き下げ(23/12/29)
- ドコモマネックスHD社長にドコモ執行役員の江藤氏 中間持ち株会社、来年1月(23/12/29)
- 大納会株価、3万3464円 山道CEO「市場好転の1年」(23/12/29)
- 今年の食品値上げ、3万品目超 来年は小康状態 帝国データ調べ(23/12/29)
- 王子HD、環境素材を拡販 欧ワルキの技術導入(23/12/29)
- MSJの代替機選定、来年度に本格化 ANAHD(23/12/29)
- 日ASEAN友好協力50年(10)日本郵船常務執行役員・樋口久也氏 フィリピン“人材の宝庫”(23/12/29)
- 足利大、廉価版プラズマ溶射装置を開発 酸化物セラ皮膜に特化(23/12/29)
- 産業春秋/人手不足なのに求人手控え(23/12/29)