アストロスケール、18日に衛星打ち上げ 「宇宙ゴミ」の除去実証

(2024/2/8 17:00)

  • 商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」(アストロスケール提供)

アストロスケール(東京都墨田区、加藤英毅社長)は8日、商業デブリ除去実証衛星「ADRAS―J」を米ロケット・ラボの小型ロケット「エレクトロン」でニュージーランド・マヒア半島から日にも打ち上げると発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の商業デブリ除去実証フェーズⅠの一環。宇宙空間に漂う日本が打ち上げたロケットの上段へ接近・近傍運用を実証する。大型の宇宙デブリの除去技術の確立を目指す。

ADRAS―Jは実際の宇宙デブリへの安全な接近を実証し、その状況を調査する世界初の試みに挑む。運用の実証後には、長期にわたって放置された宇宙デブリの運動や損傷・劣化状況の撮像を実施する予定。

(2024/2/8 17:00)

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