ブリヂストン、中国でのトラック・バス用タイヤから撤退

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ブリヂストンは２７日、中国でのトラック・バス用タイヤの生産・販売から撤退すると発表した。中国の事業再構築の一環で、市場変化への対応や競争優位性などを踏まえ決定した。今後は成長が見込まれる高付加価値の乗用車用プレミアムタイヤ市場に戦略的にリソースを集中し、稼ぐ力の強化につなげる。

現地法人の普利司通（瀋陽）輪胎（遼寧省瀋陽市）でのトラック・バス用ラジアルタイヤの生産を１月２６日に終了した。普利司通（中国）投資（上海市）による同タイヤの販売も６月をめどに終了する予定だ。

普利司通（瀋陽）輪胎の同タイヤの生産能力は１日約４３００本（１月末時点）。タイヤ生産に携わってきた従業員には他の工場・事業所への異動や配置転換を提案するなど、生産終了の影響が最小限になるように考慮して手続きを進める。